AI SURVEY 2026 ─ 業界別レポート
DNB/ISV・SI/ハイテクIT自身のAI活用は、ビジョンが実装を追い越している。
「国内企業AI活用実態調査2026」(536社)のうち、DNB/ISV・SI/ハイテク区分221社を読み解きます。スコアは全区分トップ級、一方で最多パターンは「思想先行×実装不足」。
現在地(AIXCスコア / 140点満点)
全体平均を4.7pt上回り、上位帯に位置する。
74.2DNB/ISV・SI/ハイテク
69.5全体平均
070140
01 サマリー・全体比較
DNB/ISV・SI/ハイテクの現在地
AIXCスコア・活用レベル・診断パターンで見た位置づけ。
74.2
平均AIXCスコア
(全体 69.5)
(全体 69.5)
53%
Lv4-5(複数部門〜全社)
到達率
到達率
E
最多診断パターン
「思想先行×実装不足」59社
「思想先行×実装不足」59社
+5.0
平均 天井ギャップ
(変革余地)
(変革余地)
AI活用レベル分布
診断パターン分布
読み取り:本区分の平均AIXCスコアは74.2で全体平均69.5を4.7pt上回り、全区分でも上位帯。Lv4-5到達率も53%と高い。一方で最多の診断パターンは「E:思想先行×実装不足」で、AIのビジョンや構想は先行するが、実装・組織展開が追いついていないのが本区分の特徴。強化したい領域では「AIを前提とした製品・サービス」が102社と突出し、IT業界らしくAIのプロダクト化に関心が集中する。ただし最大課題は人材不足(66社)で、作りたいものはあるが作り手が足りない構図。
02 課題構造
何から詰まっているか
最大の課題(Q8)と、今後強化したい領域(Q9)。
最大の課題(Q8)
今後強化したい領域(Q9)
03 規制ポジション
規制・制約からみた自由度
サーベイQ12「業界固有の規制・制約によるAI活用制限」より。「法令・規制で制限が強い」と答えた割合。
8%
当該区分で
「規制で制限が強い」
「規制で制限が強い」
10%
全体平均
7/13
規制の重さ 区分内順位
(1位が最も重い)
(1位が最も重い)
本区分で「法令・規制で制限が強い」と答えたのは8%(全体10%)で、規制の縛りは相対的に軽い。律速は規制ではなく、構想を実装しきる人材と体制の側にある。
04 導入事例
DNB/ISV・SI/ハイテクの導入事例
課題構造に対応する、クラスメソッドの公開導入事例。
AI駆動開発 / Claude
株式会社エムティーアイ
課題
生成AIを前提とした開発へ転換したいが、技術習得とマインドチェンジが課題だった。
支援
AI駆動開発(AIDD)の実践プログラムで、生成AI活用の技術と開発スタイルを移植。
成果
ソフトウェア開発の変革が加速。AIを組み込んだ開発体制へ転換。
→ 強化1位「AIを前提とした製品・サービス」×人材に直結
事例を読む
生成AI / RAG
PSソリューションズ株式会社
課題
顧客の業務に特化して回答するRAGチャットボットを事業として開発したい。
支援
Claudeを用いたRAGチャットボットサービスの開発を技術支援。
成果
回答精度は最大99%に向上。AIをプロダクトに実装。
→ 強化1位「AIを前提とした製品・サービス」の実装例
事例を読む
生成AI / Amazon Connect
パナソニック プロジェクター&ディスプレイ
課題
コールセンターのクラウド化と品質評価を短期に実現したい。
支援
2週間でコールセンターをクラウド化し、生成AIによる全件品質評価を実装。
成果
低コスト導入に加え、全通話の品質評価を自動化。
→ 強化上位「業務プロセスの自動化」に直結
事例を読む
自社の現在地を、まず知ることから。
本ページはDNB/ISV・SI/ハイテクの平均像です。御社固有のスコア・課題・ロードマップは、個社向けのAI活用診断で可視化できます。
出典:国内企業AI活用実態調査2026(Classmethod AIXC、有効回答536社/当区分 n=221)。本調査はクラスメソッドの回答者ベースで情報通信業に偏りがあります。