デジタルスキル標準(DSS)とは
人材類型リファレンス
デジタルスキル標準(DSS)は、経済産業省とIPAが策定したDX人材育成の共通指針です。全員に求められるリテラシーと5つの人材類型を体系的に解説し、お客さまの人材戦略を考える共通言語としてご活用いただけます。
DSSを構成する標準と5類型
全員向けのDXリテラシー標準と、DX推進人材の5つの類型で構成されます。各要素の役割を整理します。
DXリテラシー標準
全てのビジネスパーソンに求められるDXの基礎素養です。AI活用を組織に広げる際の共通の土台になります。
ビジネスアーキテクト
目的を定義し、関係者をつないで変革を推進する類型です。AI活用の標準化ではプロセス設計の中心を担います。
デザイナー
顧客とビジネスの視点から製品・サービスの体験を設計する類型です。AIで生まれた余力を価値づくりに生かします。
データサイエンティスト
データとAIを活用して業務変革や新しい価値を生み出す類型です。意思決定の高度化を支えます。
ソフトウェアエンジニア
システムの設計・実装・運用を担う実装の中核です。生成AIの活用で役割と生産性が大きく変わりつつあります。
サイバーセキュリティ
デジタル活用に伴うリスクを管理し、安全を担保する類型です。AI時代の信頼の基盤を支えます。
DSSが役立つ場面
人材戦略の検討でDSSが共通言語として役立つ場面をご紹介します。
自社に必要な人材類型がわからない
やみくもな採用は遠回りです。DSSの人材類型と成熟度4ステージを照らし合わせることで、いま優先して確保すべき人材像を具体的に描けるようになります。
スキル要件をうまく言語化できない
求人票や依頼内容が曖昧だと、ミスマッチのもとになります。DSSを共通言語に要件を整理すれば、エージェントへの依頼も社内の合意形成もスムーズになります。
育成と採用の優先順位を決められない
全てを社内で育てるのは時間がかかります。類型ごとに育成・採用・業務委託の使い分けを整理することで、限られた予算と時間の配分を検討しやすくなります。
DSSの全体像
DSSは、全員向けの「DXリテラシー標準」と、推進人材向けの「DX推進スキル標準(5類型)」の2層で構成されます。 本特集の成熟度4ステージは、この類型を各段階の課題に対応づけて構成しています。あわせて全体マップのページもご覧ください。
