AI SURVEY 2026 ─ 業界別レポート
流通/小売/消費財/飲食現場は動き始めた。次は、店舗から全社への展開だ。
「国内企業AI活用実態調査2026」(536社)のうち、流通/小売/消費財/飲食区分43社を読み解きます。自動化ニーズが最も強い一方、組織展開はこれから。
現在地(AIXCスコア / 140点満点)
全体平均を4.2pt下回る帯に位置する。
65.3流通/小売/消費財/飲食
69.5全体平均
070140
01 サマリー・全体比較
流通/小売/消費財/飲食の現在地
AIXCスコア・活用レベル・診断パターンで見た位置づけ。
65.3
平均AIXCスコア
(全体 69.5)
(全体 69.5)
40%
Lv4-5(複数部門〜全社)
到達率
到達率
B
最多診断パターン
「個人活用止まり」13社
「個人活用止まり」13社
+4.7
平均 天井ギャップ
(変革余地)
(変革余地)
AI活用レベル分布
診断パターン分布
読み取り:本区分の平均AIXCスコアは65.3で全体平均69.5を4.2pt下回り、Lv4-5到達率も40%。最多パターンは「B:個人活用止まり」で、現場での個人利用は広がったが、店舗横断・全社への展開で停滞している。強化したい領域は「業務プロセスの自動化」が25社と突出し、人手不足を背景に省人化・自動化への期待が全区分でも強い。まず自動化で成果を出し、それを全社展開に接続できるかが分水嶺。
02 課題構造
何から詰まっているか
最大の課題(Q8)と、今後強化したい領域(Q9)。
最大の課題(Q8)
今後強化したい領域(Q9)
03 規制ポジション
規制・制約からみた自由度
サーベイQ12「業界固有の規制・制約によるAI活用制限」より。「法令・規制で制限が強い」と答えた割合。
7%
当該区分で
「規制で制限が強い」
「規制で制限が強い」
10%
全体平均
9/13
規制の重さ 区分内順位
(1位が最も重い)
(1位が最も重い)
本区分で「法令・規制で制限が強い」と答えたのは7%(全体10%)で、規制の縛りは軽い。自由度は高く、律速は現場から全社へ展開する推進体制の側にある。
04 導入事例
流通/小売/消費財/飲食の導入事例
課題構造に対応する、クラスメソッドの公開導入事例。
生成AI / Amazon Connect
プラス株式会社
課題
コールセンターの対応記録が属人化し、品質にばらつきがあった。
支援
低コストでAIを導入し、自動文字起こしと要約の自動生成を実装。
成果
対応記録が平準化され、オペレーターの負担を軽減。
→ 強化1位「業務プロセスの自動化」に直結
事例を読む
生成AI / AI-Starter
キューサイ株式会社
課題
生成AIを全社で活用したいが、安全な環境と定着が課題だった。
支援
「AI-Starter」を導入し、RAGで社内業務に生成AIを組み込み。
成果
社内利用率75%を達成し、業務効率化を実現。
→ 強化上位「生成AIの全社活用拡大」の到達例
事例を読む
内製化 / 人材育成
エイチ・ツー・オー リテイリング
課題
Webアプリ開発を内製化したいが、ノウハウと自走体制が不足していた。
支援
2カ月のワークショップでWebアプリ開発のノウハウを移植。
成果
スピード開発を実現し、内製化案件を拡大。
→ 最大課題「社内AI人材・スキル不足」への処方箋
事例を読む
自社の現在地を、まず知ることから。
本ページは流通/小売/消費財/飲食の平均像です。御社固有のスコア・課題・ロードマップは、個社向けのAI活用診断で可視化できます。
出典:国内企業AI活用実態調査2026(Classmethod AIXC、有効回答536社/当区分 n=43)。本調査はクラスメソッドの回答者ベースで情報通信業に偏りがあります。