Amazonの株価は3月9日(月)の取引で213.49ドルで引け、前日比0.13%の小幅上昇となりました。子会社Zooxが展開するロボタクシー事業の都市拡大計画が投資家に評価された一方、UPSがAmazon関連の低マージン配送事業から撤退する戦略転換や、原油価格の変動による物流コストへの影響も注視されています。
当日の取引量は5,350万株に達し、3か月平均の4,840万株を約11%上回る水準でした。Amazonは1997年のIPO以来、株価は217,932%の上昇を記録しています。
市場全体の動き
S&P 500は0.83%上昇の6,796で取引を終え、ナスダック総合指数は1.38%上昇の22,696で引けました。Eコマース・クラウドコンピューティング分野では、Alibaba Groupが132.64ドル(+1.41%)、Microsoftが409.41ドル(+0.11%)と、いずれも小幅な値動きとなっています。
Zooxロボタクシーの都市展開拡大
当日の市場は原油価格の変動に左右される展開でした。原油価格の急騰に伴い市場は一時大きく下落しましたが、その後両者ともに反転しています。Amazon自体にも重要なニュースがありました。
Amazonの自動運転子会社Zooxが、フェニックスおよびダラスでロボタクシーサービスのテスト走行を開始する計画を発表しました。Amazonは改装済みのSUVを使用して自動運転技術の実証実験を行い、その後商用サービスの正式提供を目指します。Zooxは昨年末にラスベガスおよびサンフランシスコの一部地域ですでに運行を開始しており、今回の拡大により対象都市は4都市に広がることになります。
投資家が注目するポイント
投資家は、UPSが低マージンのAmazon関連配送事業から距離を置く戦略がAmazonの配送サービスにどのような影響を及ぼすかについても注目しています。当日の原油価格の急変動は、Amazonの今後の利益率に対する懸念を浮き彫りにしました。自動運転技術の活用は物流コスト削減の鍵となる可能性があり、Zooxの事業拡大は同社の長期戦略において重要な一手と位置づけられます。


