AI SURVEY 2026 ─ 業界別レポート
専門サービス(士業・コンサル)専門知は、AIと相性がいい。だが、守るべきものも多い。
「国内企業AI活用実態調査2026」(536社)のうち、専門サービス(士業・コンサル・技術サービス)43社を読み解きます。スコアは上位帯、課題は人材とセキュリティが並立。
現在地(AIXCスコア / 140点満点)
全体平均を2.0pt上回り、上位帯に位置する。
71.5専門サービス(士業・コンサル)
69.5全体平均
070140
01 サマリー・全体比較
専門サービス(士業・コンサル)の現在地
AIXCスコア・活用レベル・診断パターンで見た位置づけ。
71.5
平均AIXCスコア
(全体 69.5)
(全体 69.5)
53%
Lv4-5(複数部門〜全社)
到達率
到達率
F
最多診断パターン
「AI+リーダー」12社
「AI+リーダー」12社
+4.6
平均 天井ギャップ
(変革余地)
(変革余地)
AI活用レベル分布
診断パターン分布
読み取り:本区分の平均AIXCスコアは71.5で全体平均69.5を2.0pt上回る上位帯。Lv4-5率も53%と高く、最多パターンは「F:AI+リーダー」。知識労働そのものが業務であり、AIとの親和性が高い。一方で最大課題は人材不足(11社)とセキュリティ・コンプライアンス(11社)が同数で並立し、機密情報・顧客情報を扱う専門職ゆえに、守りの設計が活用と同じ重さを持つのが特徴。
02 課題構造
何から詰まっているか
最大の課題(Q8)と、今後強化したい領域(Q9)。
最大の課題(Q8)
今後強化したい領域(Q9)
03 規制ポジション
規制・制約からみた自由度
サーベイQ12「業界固有の規制・制約によるAI活用制限」より。「法令・規制で制限が強い」と答えた割合。
9%
当該区分で
「規制で制限が強い」
「規制で制限が強い」
10%
全体平均
5/13
規制の重さ 区分内順位
(1位が最も重い)
(1位が最も重い)
本区分で「法令・規制で制限が強い」と答えたのは9%(全体10%)。規制そのものより、顧客の機密情報を扱うがゆえのセキュリティ・守秘の要請がAI活用の設計上の制約になりやすい。
04 導入事例
専門サービス(士業・コンサル)の導入事例
課題構造に対応する、クラスメソッドの公開導入事例。
生成AI / ガバナンス
三菱UFJトラスト投資工学研究所
課題
研究員が生成AIを使いたいが、安全に使える環境とガバナンスが必要だった。
支援
Google Cloudの管理マニュアルを策定し、研究員が安心・安全に生成AIを使えるマルチクラウド基盤を構築。
成果
守秘を保ちながら研究現場で生成AIを活用できる体制を確立。
→ 人材×セキュリティの並立課題に直結
事例を読む
AWS / 伴走支援
株式会社ニコンサルティング
課題
経営コンサルティング事業を支えるIT活用を、安定して進めたい。
支援
ヒトとシステムのユニットで、継続的な技術サポートを提供。
成果
専門サービス事業の基盤を技術面から下支え。
→ 専門職の実務にAI・クラウドを組み込む土台
事例を読む
人材育成 / スキル可視化
MS&ADシステムズ
課題
全社員のクラウドスキルを定量把握し、計画的に育成したい。
支援
スキル評価シートを作成し、各自が学習状況を定量的に把握できる仕組みを構築。
成果
スキルの可視化により、計画的な人材育成が可能に。
→ 最大課題「社内AI人材・スキルの不足」への処方箋
事例を読む
05 AIXCオファリング
課題に効く支援メニュー
上記の課題構造に、AIXC / クラスメソッドのサービスをどう当てるか。
Claude Enterprise / AI-Starter
セキュリティ・コンプライアンス(11社・人材と並ぶ最大課題)
守秘性の高い専門情報を扱えるよう、ガバナンスを効かせた生成AI環境を構築。守りと活用を両立します。
サービス詳細 →ghoost(暗黙知蒸留AI)
最大課題:社内AI人材・スキルの不足(11社)
ベテラン専門職の「書けない判断」(診断・審査・提案の勘所)を蒸留し再現。属人化した専門知を組織資産にします。
サービス詳細 →AI駆動開発(AIDD)/ Claude研修
強化:業務プロセスの自動化・生成AIの全社活用
専門職の実務にAIを組み込む実践プログラム。自動化と品質を両立し、少人数でも生産性を高めます。
サービス詳細 →自社の現在地を、まず知ることから。
本ページは専門サービス(士業・コンサル)の平均像です。御社固有のスコア・課題・ロードマップは、個社向けのAI活用診断で可視化できます。
出典:国内企業AI活用実態調査2026(Classmethod AIXC、有効回答536社/当区分 n=43)。本調査はクラスメソッドの回答者ベースで情報通信業に偏りがあります。