こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
前回は8業界を横並びで見る総論でした。今回からは1業界ずつ深掘りしていきます。まずは情報通信業からです。さっそく見ていきましょう!
全体ではE層が最多、でも規模で分解すると景色が変わる
前回お伝えした通り、情報通信業は全体でE層(思想先行×実装不足)が60社・25.6%と、F層(AI+リーダー)の57社・24.4%をわずかに上回って最多でした。今回は、この2層の力関係を企業規模別に見ていきます。
- 大企業(N=24):F 29.2%/E 41.7%/D 12.5%/B 16.7%/A 0.0%/C 0.0%
- 中堅企業(N=50):F 24.0%/E 30.0%/D 26.0%/B 14.0%/A 4.0%/C 2.0%
- 中小企業(N=159):F 23.9%/E 22.0%/D 23.3%/B 20.1%/A 10.7%/C 0.0%

大企業ほど「考えているけど動けていない」
もっとも目立つのが大企業のE層41.7%です。中小企業(22.0%)のほぼ2倍で、同じ大企業のF層(29.2%)よりも12.5pt高くなっています。方針や体制は整っているのに、複数部門での本番稼働まではまだ届いていない企業が、規模が大きくなるほど増える構造です。
「AI活用」のイメージが強い情報通信業でも、組織が大きくなるほど実装のスピードが鈍る——調整すべき部署や合意形成のプロセスが増える分、方針を決めてから動かすまでの距離が伸びるということかもしれません。
中小企業はむしろ、バランス型
一方、中小企業(N=159)はF・E・Dがいずれも22〜24%程度で並び、大企業ほどの偏りが見られません。B層(個人活用止まり)も20.1%と大企業(16.7%)よりやや高めですが、突出した層はなく、全体としてバランスの取れた分布になっています。
規模が小さいほど「遅れている」というより、大企業のような組織の壁がない分、方針から実装まで一気に到達しやすい面もありそうです。
次回は製造業を深掘りします
次回は、前回「規模が大きくなるほどB層比率が上がる傾向が最も顕著」とお伝えした製造業を取り上げます。中堅48.8%・中小69.2%という数字の裏側を、大企業の数字も含めて詳しく見ていきます。お楽しみに!
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