こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
前回は企業が注力したいAI活用領域でした。今回は、これまで紹介してきた6つの診断パターン(A〜F)それぞれについて、次のフェーズに進むための条件を紹介します。「自社はどのパターンか」がわかったら、次はここを読んでみてください。
パターンごとの目指すフェーズ
- A(余地大)→B→D:最初のPoC設計を完了し、スモールスタートを1件着手する。全社方針の議論に着手し、成功体験を社内共有する
- B(個人活用止まり)→D→E:推進体制(専任または兼任)を整備する。全社AI活用方針を策定し、組織展開の設計に着手し、個人の成果を組織の資産に転換する
- D(展開停滞型)→E→F:全社展開ロードマップを策定し、経営層が推進に直接関与する。先行部門の成功事例を他部門への転用・標準化として整理する
- E(思想先行) F:PoC→本番化を1件以上完了させ、現場を巻き込んだ実装体制を整える。「考える力」と「動かす力」のギャップを解消する
- F(AI+リーダー)→ 次世代活用へ:体制×方針×実装の3点セットを完備した状態を維持し、AI Agent・組織学習AIなど次世代活用の設計に着手する
- C(規制制約型)→ 制約内での最適化:規制準拠のAIアーキテクチャを設計し、制約内で本番稼働できるユースケースを1件以上特定する。他パターンとは異なる評価軸で、人間固有領域への集中設計を差別化軸とする



最も社数が多いB層は、まず「体制」か「方針」の一歩
本調査で最も多かったB層(個人活用止まり・156社)の次のフェーズへの条件は、専任・兼任を問わない推進体制の整備と、全社AI活用方針の策定です。以前の回でお伝えした通り、体制と方針はどちらか一方が整うだけでもスコアが大きく底上げされます。両方揃うのを待つより、どちらか一歩を踏み出すことが優先順位になりそうです。
Cパターンだけは、別軸で評価される
C(規制制約型)だけは、他の5パターンとは異なる評価軸を持ちます。「制約が強い=遅れている」ではなく、規制の中でどこまで最適化できているかが問われる層です。医療・金融・公共・教育など規制の強い業界に多く見られる類型であることは、以前の回でも紹介した通りです。
次回は、いよいよ536社調査の結論をお伝えします
次回は、これまで36回にわたって紹介してきたデータを踏まえた、536社調査全体の結論です。3つの構造的事実として整理してお伝えします。お楽しみ!
全データを1冊で読みたい方はこちら
この記事は「国内企業AI活用実態調査2026」白書のごく一部です。
536社の全データ・全業界分析・診断パターンの詳細解説を、無料でまとめて読めます!