こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
前回は、AIに代替されない「人間領域」を紹介しました。今回は視点を変えて、536社全体で見た「AI活用を進めるうえで最も大きい課題」のランキングを紹介します。さっそく見ていきましょう!
課題ランキングTop10(n=536・単一選択)
- 社内AI人材・スキルの不足:166社・31.0%(組織)
- 推進体制・ガバナンス整備:74社・13.8%(組織)
- セキュリティ・コンプライアンス:70社・13.1%(制約)
- ユースケースの特定・優先順位:69社・12.9%(組織)
- データ品質・データ基盤の整備:51社・9.5%(技術)
- コスト・ROIの不明確さ:42社・7.8%(投資)
- 経営・現場の合意形成:20社・3.7%(組織)
- レガシーシステム・基盤老朽化:17社・3.2%(技術)
- PoCから本番展開への移行:16社・3.0%(実行)
- 課題は特にない:11社・2.1%(―)

Top4のうち3つが「組織」の論点、技術は5位以下
このランキングで最も注目すべきは、上位4つの課題のうち3つまでが「組織」に関わるものだという点です。1位の人材・スキル不足(166社・31.0%)、2位の推進体制・ガバナンス整備(74社)、4位のユースケース特定・優先順位(69社)が組織の論点である一方、3位に入ったセキュリティ・コンプライアンス(70社)だけは「制約」に分類されています。技術そのものに関わる課題(データ品質・データ基盤、レガシーシステム)は5位・8位に沈んでおり、日本企業のAI活用における最大のボトルネックは技術ではなく「組織として動かす力」にあることが、このランキングからも裏付けられます。
セキュリティは3位、制約としての重みがある
3位のセキュリティ・コンプライアンス(70社・13.1%)は、他の上位項目とは種別が異なり「制約」に分類されています。以前の回でお伝えした通り、この課題の重みは業界によって大きく変わり、専門サービス・金融保険では推進体制を上回る2位に浮上する一方、建設・不動産ではほぼ意識されていませんでした。全社平均だけを見ていると、こうした業界差は見えてきません。
次回は、企業が注力したいAI活用領域を紹介します
次回は、課題の裏側にある「次に投資したい領域」を紹介します。業務自動化・全社展開・人材育成——企業の投資意欲がどこに向いているかを見ていきます。お楽しみ!
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この記事は「国内企業AI活用実態調査2026」白書のごく一部です。
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