こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
前々回の診断パターン解説で、最も多かったのがB「個人活用止まり」(29.1%・156社)とお話しましたが、今回は、このパターンがなぜ一番多くなるのか、もう少し掘っていきます!
「個人活用止まり」とはどういう状態か
社員の多くがChatGPTやClaudeなどを個人的に使って、業務効率化の手応えを感じています。いわゆるシャドーAIというやつです。企業としてのルールや共有の仕組みに繋がっておらず、成果が個人の中にとどまっている状態で無法地帯となっています。
「危機感はあるけど動けない」という、これまでのシリーズで何度も出てきたモヤモヤの実体が、まさにこのパターンです。

なぜここで止まってしまうのか
これまでのシリーズを振り返ると、原因は以下のいずれかに当てはまります。
- 旗を振る人がいない(推進者不在のスコアは平均49.9点)
- 全社的な方針が決まっていない(方針なしのスコアは平均42.9点)
- 専任の体制が整っていない(体制なしのスコアは平均45.0点)
個人の頑張りだけでは、この3つのうちどれかが欠けている限り、組織としての活用には繋がりにくいということです。
Bパターンのスコアには大きな幅がある
気になる点はBパターンのスコアレンジが4点〜113点と、他のパターンに比べてかなり広いことです。同じ「個人活用止まり」でも、組織展開に近づいている企業と、まだ何も手をつけていない企業が混在しているということです。

このパターンの中でも、実は特定業務への適用(Lv3)まで進んでいる企業が73社と、半数近くを占めています。「個人活用止まり」に見えても、実は組織展開への移行期にいる企業が多いということですね。
じゃあ、どうすれば次に進めるのか
これまでの回でお話してきたとおり、答えはシンプルです。「誰かを推進担当に決める」「方針を決めて公表する」——このどちらか一つでも動かせば、次のパターンへの移行が期待できます。大きな予算や新しいツールより、まず経営としての意思決定が必要ということです。
次回は、もっと極端な例を紹介します
「個人活用止まり」の企業は資源が少ない中小企業が多いイメージがあるかもしれませんが、実は大企業・中堅企業の中にも、資源が揃っているのにこのパターンに留まっている企業が72社ありました。次回はこの「資源があるのに動けない」企業の正体を掘っていきます。お楽しみに!
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