こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
前回まで、体制・方針・レベル・パターンといった会社の内部要因を見てきました。今回からは業界に焦点を当てて、診断パターンの分布がどう違うのかを紹介していきます。
業界によって、一番多いパターンが違う
8つの業界それぞれで、6つの診断パターン(F・E・D・B・A・C)の分布を比較しました。結果、業界ごとに「最も詰まりやすい場所」がはっきり分かれていました。
- 情報通信業:E層(思想先行)が25.6%で最多。F層(24.4%)をわずかに上回る
- 製造業:B層(個人活用止まり)が46.1%で突出
- 建設・不動産:B層が54.2%とさらに高い
- 専門サービス・金融保険:F層が29.1%と高水準

情報通信業は「思想先行」が最多という逆説
意外なのが、AI活用が一番進んでいそうな情報通信業で、最も多いのがF層(先頭集団)ではなくE層(思想先行)だったことです。方針や体制は整っているのに、現場への実装がまだ追いついていない会社が多いということ。「詳しい業界だからこそ、逆に議論が先行してしまう」という状態なのかもしれません。
製造業・建設不動産は「個人活用止まり」が顕著
一方、製造業(46.1%)と建設・不動産(54.2%)は、B層(個人活用止まり)が突出して多い業界でした。特に建設・不動産の中小企業ではB層が66.7%にのぼり、企業規模を問わず「個人利用から組織展開への壁」が最大の課題になっています。
業界ごとに「次の一手」も変わってくる
「AI活用が進んでいない」と、同じように見えても、情報通信業のように思想先行型で詰まっている場合は「実装の後押し」が必要ですし、製造業・建設不動産のように個人活用止まりで詰まっている場合は「体制・方針づくり」が先決です。業界の特性を踏まえずに一律の打ち手を当てはめても、効果は出にくいということですね。
次回から、業界ごとにさらに深掘り
今回は業界全体を横並びで見る「総論」でした。次回からは、情報通信業・製造業・専門サービス金融保険・商業・建設不動産・公共基盤産業・教育医療・生活サービス系の8業界を、1つずつ詳しくご紹介していきます。お楽しみに!
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