こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
これまでの回で「レベル(Lv1〜5)」と「診断パターン(A〜F)」という2つのものさしを紹介してきました。今回は、なぜ1つの軸だけでなく2つを組み合わせる必要があるのか、その理由をお話ししていきます!
「レベル」は現在地の高さ、「パターン」は現在地の理由
レベルは、AI活用がどの段階まで進んでいるかという「高さ」を示す軸です。Lv1(未活用)からLv5(全社中核)まで、5段階で活用の深度を測ります。
一方パターンは、なぜその位置にいるのかという「構造」を示す軸です。体制・方針・実装の組み合わせによって、6つの類型に分類されます。
「どこまで来たか」を測るのがレベル、「なぜそこにいるか」を説明するのがパターン、というイメージです。
同じレベルでも、パターンが違えば打ち手が違う
たとえば、Lv3(特定業務への適用)にいる企業が2社あったとします。片方はパターンE(思想先行)、もう片方はパターンB(個人活用止まり)だったとしたら、次にやるべきことはまったく違います。
- パターンEの企業:方針も体制も整っているので、あとは現場への実装を加速させることが論点
- パターンBの企業:そもそも方針や体制が整っていないので、そこから手をつける必要がある
同じ「Lv3」というラベルでも、中身がまったく違うということです!

レベルだけを見るのは「地図の縮尺」しか見ていないのと同じ
白書の中では、レベルだけを見て打ち手を決めることを「地図の縮尺だけを見て道を選ぶようなもの」と表現しています。縮尺(どれくらい進んだか)はわかっても、地形(なぜそこにいるか)がわからなければ、正しい道は選べません。2つの軸の交点に立って初めて、自社に固有の変革の道筋が見えてくるというのが、この診断モデルの設計思想です。
このシリーズでも、2軸を意識して読んでみてください
ここまでのシリーズで「うちはLv3くらいかも」「うちはBパターンっぽい」と感じた方は、ぜひこの2つを掛け合わせて考えてみてください!同じレベルでも、パターンによって次にやるべきことは変わってきます。
次回は「誰が動かすか」を、あらためて詳しく見ていきます
ここまで、レベル・パターンという2つの診断軸をお話ししてきました。次回は視点を変えて、「誰がAI活用を主導しているか」によってスコアがどう変わるのかについてを詳しく解説します。技術や予算より、この一点が大きな差を生んでいます。次回もお楽しみに!
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