こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
「現場ではAIを使っているはずなのに、会社として何が変わったのか説明できない」——製造業で働いていて、そんなモヤモヤを感じたことはありませんか。第18回の総論で、業界によって最も詰まりやすいパターンは異なり、製造業と建設・不動産ではB層(個人活用止まり)が突出して多いとお伝えしましたが、今回はその内訳を企業規模別に詳しくお話します。さっそく見ていきましょう!
中小企業は7割弱がB層
- 大企業(N=46):F 21.7%/E 23.9%/D 19.6%/B 30.4%/A 2.2%/C 2.2%
- 中堅企業(N=43):F 14.0%/E 20.9%/D 16.3%/B 48.8%/A 0.0%/C 0.0%
- 中小企業(N=26):F 3.8%/E 3.8%/D 11.5%/B 69.2%/A 3.8%/C 7.7%

B層は大企業30.4%→中堅48.8%→中小69.2%と一直線に増える
製造業のB層(個人活用止まり)比率は、大企業30.4%、中堅企業48.8%、中小企業69.2%と、規模が小さくなるほどきれいに上昇していきます。中小企業だけを見れば、実に7割近い会社が個人活用止まりということです。逆にF層(AI+リーダー)は大企業21.7%に対し、中小企業はわずか3.8%まで落ち込みます。
製造業全体の見出しには「企業規模を問わず組織展開に壁」とありますが、規模別の内訳を見ると、壁の高さそのものは大企業30.4%→中堅48.8%→中小69.2%と、規模によって段階的に変わっていくこともわかります。「業界共通の壁がある」という見出しの大枠に、規模による濃淡が重なっている、という見方ができそうです。
背景には、データ基盤と体制づくりの二正面作戦がある
以前の回で紹介した通り、製造業の課題は「データ基盤の整備」(16社)と「推進体制」(13社)がほぼ同数で並んでいました。個人活用から組織展開に進むには体制づくりが必要ですが、製造業の場合は現場のデータをつなぐ基盤整備も同時に求められます。中小企業ほどこの二正面作戦に手が回りにくいことが、B層の高止まりにつながっている可能性があります。
次回は専門サービス・金融保険を深掘り
次回は、前回「F層29.1%も高水準」とお伝えした専門サービス・金融保険です。ただし全体の数字とは裏腹に、企業規模別に見ると大きな逆転が起きています。次回もお楽しみに!
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