こんにちは!AI Experience Center(AIXC)のWEB運営チームです。
本日も【AIサーベイシリーズ】として、お話していきます!
「専任チームを置くべきか、それとも方針を先に決めるべきか」——AI活用の相談でよく聞かれる質問です。
今回の調査データを見ると、実はこの2つ、どちらか一方では不十分で、両方揃えたときに一番効果が出ることがわかりました。さっそく見ていきましょう!
「体制」だけ、「方針」だけでもそれぞれ効果はある
まず単独で見てみると、どちらも確かに効果があります。
- 専任の推進体制がある会社:平均74.7点。ない会社:45.0点。差は+29.7点
- AI活用方針を策定・公表している会社:平均74.0点。していない会社:42.9点。差は+31.1点
体制だけでも、方針だけでも、30点前後は変わってくるということです。
でも、両方揃えると「掛け算」で効いてくる
ここからが本題です。「体制」と「方針」を組み合わせて見てみると、以下のような結果になりました!
- 専任体制あり × 方針公表済み:102.3点(88社)
- 専任体制あり × 方針が未検討:54.8点(5社)
- 体制なし × 方針も未検討:35.3点(43社)
一番上と一番下の差は、なんと67.0ポイント。専任チームを置いても、方針が定まっていないと54.8点にとどまってしまう一方、両方が揃うと102.3点まで跳ね上がります。「体制か方針か」ではなく、「体制も方針も」が正解ということですね。

じゃあ、どっちを先にやるべき?
面白いのは、「方針を公表するだけ」でも、専任体制がない会社が66.1点まで上がるという結果が出ていること(+30.8点)。これは、専任体制がない会社(一律45.0点)の中で、方針を公表している会社だけを見た数字です。
つまり、「何から始めればいいかわからない」という状態なら、まず方針を決めて社内に発信することから始めるのが、コストをかけずにできる最初の一歩と言えそうです。専任チームの設置はハードルが高くても、方針の策定・公表は今すぐ着手できます。
補足として、体制と方針をそれぞれ固定して片方だけ動かした分析でも、同じ傾向が確認できました。方針を「公表済み」に固定した場合、体制は専任102.3点・兼任83.2点・有志68.0点・なし66.1点。体制を「専任」に固定した場合、方針は公表済み102.3点・策定中83.1点・議論中73.5点・未検討54.8点という結果です。どちらの軸で見ても、上位のセルに入るには「もう一方の軸」も動かす必要があるということがわかりました。

次回は「予算」との関係を見ていきます
体制と方針の掛け算がわかったところで、次回は「予算をかければ活用が進むのか」というテーマを見ていきます。実は、予算より体制の方がずっと効果が大きいことがデータからわかっています。お楽しみに!
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