AWS Database Migration Serviceとは
AWS Database Migration Service （AWS DMS） は、リレーショナル データベース、データ ウェアハウス、NoSQL データベース、およびその他複数のデータストアの移行を可能にするサービスです。
ハードウェアのEOLやAWSが提供するフルマネージドデータベースへの移行、コスト最適化などさまざまな理由でAWSへの移行が検討されています。そして、AWSへの移行方法のひとつとして本サービスが選ばれています。
クラスメソッドは、同種／異種データベースエンジン間の移行、継続的なデータレプリケーションによる最小限のダウンタイムを維持したデータ移行を支援します。
利用のメリット
移行に必要なタスクを削減
移行に必要なハードウェアとソフトウェアを自動的にデプロイし、管理とモニタリングができる状態でセットアップされます。AWS DMSによって、ハードウェアの調達やソフトウェアのインストール、動作確認など、移行に必要な多くのタスクを削減できます。
マネージドデータベースに移行する
AWS DMSを使用すると、レガシーデータベースまたはオンプレミスのデータベースから、AWSが提供するマネージドサービスに移行できるため、運用コスト削減に繋げられます。
高可用性
AWS DMSは、冗長性を備えたAWSグローバルインフラストラクチャ上で稼働します。加えて、マルチAZオプションを利用することで、レプリケーションインスタンスの高可用性とフェイルオーバーのサポートを提供します。
クラスメソッドのソリューション
AWSサーバーマイグレーション
クラスメソッドが提供するAWSサーバーマイグレーションサービスでは、コストや運用効率を考慮した最適な形で一貫したAWS移行を支援します。
このサービスではベストプラクティスを踏まえて、お客様の要望にそった移行先環境を設計します。ヒアリングや移行計画に沿ってサーバー・データベース・ファイルストレージなどの移行について最適な方式を提案いたします。
AWS総合支援クラスメソッドメンバーズ
クラスメソッドが提供するAWS総合支援クラスメソッドメンバーズ加入者の方には、移行に関するナレッジ集「Classmethod Cloud Guidebook」を公開しています。同資料で、AWS Application Migration Service（AWS MGN）のナレッジもご覧いただけます。
また、「移行のアセスメントや計画、環境構築もサポートしてほしい」といったご要望についても、コンサルティング支援サービスにて対応可能です。
アーキテクチャ設計
AWSには利用者が仮想環境を構築していくのに役立つ、ベストプラクティスと呼ばれるものがあります。知見と実績豊富なAWSエンジニアが、お客様社内に構築されたAWS環境やこれから構築予定の設計に対してアセスメントやレビューを提供します。クラスメソッドは、AWSトップエンジニアの在籍数は国内最多、業界・業種を問わず4,000社以上の支援実績があります。
よくある質問
- データ移行後に移行元と移行先でデータが一致していることを確認できますか？
- はい、可能です。AWS DMSでは、データ検証がオプションとして提供されています。有効にした場合、ソースの各行をターゲットの対応する行と比較し、同じデータが含まれていることを確認し、差異があればレポートします。
- オンプレミス環境からインターネットを経由せずにAWSにデータを移行できますか？
- はい、可能です。AWS Direct Connectを使用することでAWSとオンプレミス環境を専用線で接続できます。接続後にAWS DMSを使用して、インターネットを経由することなくAWSにデータを移行できます。
クラスメソッドの特長
お客様の成功を追求できる
組織体制
AWSとの戦略的協業や各種資格を取得したエンジニア、豊富な実績を通じて培われた業界・事業への知見、海外拠点との時差を活用した24時間サポートと多言語対応など、高い技術力と支援体制を兼ね備えています。国内外のSaaS製品も豊富に取り扱いがあり、課題解決に向けて技術や手段の制約を受けることなく最適な道筋をご提案できます。
成果と技術力に裏付けられた
高い提案力
小売、製造、金融、官公庁など、業界を問わず4,000社以上でのプロジェクト実績があります。社内に事例が蓄積しているからこそ、課題に対して生きた解決方法を提示できます。社員の7割を構成するエンジニア間での情報共有や質問、意見交換もさかんなため、ご相談いただいた背景も踏まえて幅広い技術提案が可能です。
IT投資の成果を早める
内製化サポート
ビジネスの成長には、導入後の運用・改善を繰り返すことが大切です。クラスメソッドは技術支援だけでなく、DevOpsメソッドにおけるトレーニングやオンサイトコーチングなども実施できます。お客様自身が自動化や開発手法を身につけ、改善し続けられるように、技術と仕組みづくりの両面からサポートします。
膨大な情報発信を通して
更新されつづけるナレッジ
技術情報の発信を通して、知識を常にアップデートしています。累計4万本、月間300万PVを誇る技術メディア「DevelopersIO」の執筆・運営を続けており、書籍出版や技術書への寄稿、イベントやカンファレンスへの登壇実績もあります。お客様からのご相談に対して、常に最新の情報で回答します。
実績
AWS Database Migration Serviceに関する技術情報
2014年から継続して最上位パートナーに認定され、2022年にはグローバル最優秀SIパートナーとして「SI Partners of the Year - Global」を受賞。翌2023年にもアジアの最優秀パートナーとして「SI Partner of the Year - APJ」を受賞しました。技術支援実績は4,000社、25,000アカウント以上、多くのお客様に最適な技術提案を行っています。