サステナビリティポリシー

基本的な考え方

クラスメソッドは、「オープンな発想と高い技術力により、すべての人々の創造活動に貢献し続ける」というミッションのもと、クラウド技術とデジタルトランスフォーメーション（DX）を通じて、お客様と社会に新たな価値を提供し続けています。

私たちは、技術の力で社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に貢献することが、企業としての重要な責務であると認識しています。本ポリシーは、事業活動を通じて環境・社会・ガバナンス（ESG）の課題に取り組み、ステークホルダーの皆様とともに持続可能な成長を実現するための指針を示すものです。

サステナビリティ推進の重点テーマ

1. 技術による社会課題解決

• クラウド技術とDXソリューションを通じた、お客様の事業効率化・生産性向上の支援
• 地方創生、教育、医療、防災など、社会課題解決に資するプロジェクトへの積極的な参画
• オープンソースコミュニティへの貢献と技術の民主化

2. 環境への配慮

• クラウドインフラの活用による、お客様のエネルギー消費削減とCO2排出量削減への貢献
• ペーパーレス化、リモートワーク推進による環境負荷の低減
• データセンター選定における環境配慮基準の適用
• 環境負荷の少ないクラウドサービスの提案と導入支援

3. 人材の成長と多様性

• 技術者の継続的な学習機会の提供と、スキルアップ支援
• 多様なバックグラウンドを持つ人材の採用と、インクルーシブな職場環境の構築
• ワークライフバランスの実現と、柔軟な働き方の推進
• 心身の健康を支える制度と文化の醸成

4. 知識の共有とコミュニティへの貢献

• 技術ブログ「Developers.IO」を通じた知識の無償提供
• 技術カンファレンスやコミュニティイベントの開催・支援
• 次世代技術者の育成支援と教育機関との連携
• オープンな情報発信による業界全体の技術力向上への貢献

5. ガバナンスとコンプライアンス

• 透明性の高い経営と、適時適切な情報開示
• 情報セキュリティの徹底と、お客様データの厳格な保護
• コンプライアンス体制の強化と、倫理的な事業運営
• リスクマネジメントの継続的な改善

6. 人権の尊重

• すべての事業活動における人権尊重の徹底
• サプライチェーンにおける人権デューデリジェンスの実施
• 調達先選定における環境・社会基準の適用
• 強制労働・児童労働の排除
• ハラスメントや差別のない職場環境の構築

7. パートナーシップ

• AWSをはじめとするクラウドベンダーとの協働による、持続可能なソリューションの提供
• お客様、パートナー企業との長期的な信頼関係の構築
• サプライチェーン全体でのサステナビリティ推進

推進体制

本ポリシーの実効性を確保するため、経営層が主導するサステナビリティ推進体制を構築し、定期的なモニタリングと改善を行います。また、全社員がサステナビリティの重要性を理解し、日々の業務において実践できるよう、教育・啓発活動を継続的に実施します。

ステークホルダーとの対話

お客様、株主・投資家、従業員、ビジネスパートナー、地域社会など、すべてのステークホルダーの皆様との対話を重視し、いただいたご意見を事業活動とサステナビリティ推進に反映してまいります。

制定日：2025年12月1日
クラスメソッド株式会社
代表取締役 横田 聡