Amazon VPCとは
Amazon VPC(Virtual Private Cloud)は、AWS上に仮想的なネットワーク環境を構築するサービスです。
ネットワーク環境を自ら用意する場合、データセンターの選定やネットワーク機器の調達、設置、設定、テストなど多くのコストと時間を費やします。その課題を解消するために、ネットワーク環境ではビジネスのニーズに対応できる俊敏さと柔軟さが求められています。
Amazon VPC では、WEBマネジメントコンソールもしくはAPIから必要リソースを作成して組み合わせることで、AWS上に仮想的なネットワークを素早く構築でき、すぐに利用開始できます。
利用のメリット
セキュリティの向上
Amazon VPCを利用することで、ユーザーは自分だけの仮想ネットワークを作成し、データやリソースへのアクセスを厳密に制御できます。これにより、セキュリティリスクを低減できます。
ハイブリッドクラウドの推進
Amazon VPCは、オンプレミス環境とAWSクラウドの間でプライベートな接続が可能です。ハイブリッドクラウドはオンプレミスとクラウドを組み合わせた環境で、既存のオンプレミスシステムとクラウドを連携させて既存システムの有効活用ができます。
可用性の高いシステムを構築
Amazon VPCには、アベイラビリティゾーン(AZ)と呼ばれる1つ以上のデータセンターで構成された要素があります。複数のAZを組み合わせてAWSリソースを構成することで可用性の高いシステムを構築できます。
クラスメソッドのソリューション
アーキテクチャ設計
AWSには利用者が仮想環境を構築するのに役立つ、ベストプラクティスと呼ばれるものがあります。知見と実績豊富なAWSエンジニアが、お客様社内に構築されたAWS環境やこれから構築予定の設計に対してレビューを行います。
知見と実績豊富なAWSエンジニアが、AWSのベストプラクティスに沿ったアセスメントやレビューを提供します。AWSトップエンジニアの在籍数は国内最多であり、業界・業種を問わず4,000社以上の支援実績があります。
AWSインフラ環境構築
AWS資格を持つエンジニアが、ベストプラクティスをふまえて環境設計から構築までを行います。AWS環境へ接続するための回線手配のフォローから、AWS環境のネットワーク設計およびAWS Direct Connectを接続するためのゲートウェイ設定も対応いたします。
よくある質問
- Amazon VPCを利用してどのようなネットワーク構成にすればよいか分かりません。最適な構成を提案できますか?
- はい、可能です。VPC上に稼働させるリソースの数量や通信要件、今後の拡張性などをもとにネットワーク設計を支援します。
- 社内ネットワークからVPCに接続するにはどのような方法がありますか?
- インターネット経由や仮想的な専用線を用いたクライアントVPNやサイト間VPN、物理的な専用線を用いたDirect Connect接続など複数の方法があります。お客様のリクエストに応じて最適な接続方法をご提案します。
クラスメソッドの特長
お客様の成功を追求できる
組織体制
AWSとの戦略的協業や各種資格を取得したエンジニア、豊富な実績を通じて培われた業界・事業への知見、海外拠点との時差を活用した24時間サポートと多言語対応など、高い技術力と支援体制を兼ね備えています。国内外のSaaS製品も豊富に取り扱いがあり、課題解決に向けて技術や手段の制約を受けることなく最適な道筋をご提案できます。
成果と技術力に裏付けられた
高い提案力
小売、製造、金融、官公庁など、業界を問わず4,000社以上でのプロジェクト実績があります。社内に事例が蓄積しているからこそ、課題に対して生きた解決方法を提示できます。社員の7割を構成するエンジニア間での情報共有や質問、意見交換もさかんなため、ご相談いただいた背景も踏まえて幅広い技術提案が可能です。
IT投資の成果を早める
内製化サポート
ビジネスの成長には、導入後の運用・改善を繰り返すことが大切です。クラスメソッドは技術支援だけでなく、DevOpsメソッドにおけるトレーニングやオンサイトコーチングなども実施できます。お客様自身が自動化や開発手法を身につけ、改善し続けられるように、技術と仕組みづくりの両面からサポートします。
膨大な情報発信を通して
更新されつづけるナレッジ
技術情報の発信を通して、知識を常にアップデートしています。累計4万本、月間300万PVを誇る技術メディア「DevelopersIO」の執筆・運営を続けており、書籍出版や技術書への寄稿、イベントやカンファレンスへの登壇実績もあります。お客様からのご相談に対して、常に最新の情報で回答します。
実績
Amazon VPCに関する技術情報
2014年から継続して最上位パートナーに認定され、2022年にはグローバル最優秀SIパートナーとして「SI Partners of the Year - Global」を受賞。翌2023年にもアジアの最優秀パートナーとして「SI Partner of the Year - APJ」を受賞しました。技術支援実績は4,000社、25,000アカウント以上、多くのお客様に最適な技術提案を行っています。