ゲームやクイズといったデジタルコンテンツを迅速にスマートフォンなどのプラットフォームに適用
デジタルマーケティング向けミドルウェア「Spin」を提供開始 ~講談社コミック「よんでますよ、アザゼルさん。」をFacebook版ゲームとして開発
また、本日よりクラスメソッドは、講談社イブニングで連載中の『よんでますよ、アザゼルさん。』を「Spin」を活用したFacebook向けソーシャルゲームとして提供開始します。
背景
スマートフォンやタブレット端末といったモバイルデバイスの急速な普及により、多くの企業にとってWebを利用したPRの仕方が変わりつつあります。テレビや雑誌などの既存メディアで紹介された内容がソーシャルメディアを通じて広まることで、場所を選ばすに閲覧・投稿できることから、今までよりも拡散するスピードが早くなっています。また、サービスやコンテンツへのアクセスが急激に増えることから、大量のアクセスに対応する仕組みや、長時間にわたり閲覧される仕掛けが必要となってきています。
このような環境下、クラスメソッドはこれらの課題を解決するミドルウェアとして「Spin」を開発しました。「Spin」をベースとして開発されたアプリケーションは、ゲームやクイズといったコンテンツを複数のプラットフォームで展開可能となるとともに、ユーザー間での共有体験を促進します。これにより、コンテンツに関するより一層のファン拡大に寄与します。
ミドルウェアの基盤技術として採用されている要素として、スマートフォン向けのインタラクティブなコンテンツを制作するために、HTML5アニメーション制作ツールであるAdobe Edge previewを国内において他社に先駆けて採用しています。また、サーバー側での迅速なアプリケーション開発を実現するコアエンジンとしてScalaとPlay frameworkを活用しています。各アプリケーションへ大量のアクセスが集中した場合の対応策として、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するクラウドサービスを活用しています。特に、高い運用管理能力をもつNoSQLデータベースAmazon DynamoDBを活用することにより、高い拡張性と高い信頼性を保持しながら、データの保存先としてSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を使用しているために高速性をも実現し、大量におよぶデータ参照やデータの更新に耐えうるシステムを構築しています。
クラスメソッドは、「Spin」を採用したマーケティングツールを用いることにより、コンテンツホルダーはスマートフォンやタブレットを通じたマーケティングを強化し、特別なユーザー体験の提供を通じて新たなファン層獲得を目指すことができるようになると期待しています。
「よんでますよ、アザゼルさん。」について
芥辺探偵事務所のスタッフたちと魔導書グリモアによって召喚される癖のある悪魔たちによって繰り広げられる騒動を描いた、ブラックでキレのあるコメディ漫画です。テレビアニメやラジオ番組などマルチメディアに展開されています。