誰もがカンタンにIoTアプリを作れるクラウドIoTサービス
「conect+(コネクトプラス)」はソフトバンクグループの新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」にて推進している社内起業です。約10年間におよぶIoT分野における事業開発経験をもとに、メーカーやエンジニアのIoT製品の企画・開発を加速させるべく発案されたものです。
IoTと言えば「モノとネットワーク」が注目されますが、conect+はモノの作り手、使い手の誰もがIoTガジェットのスマホアプリをカンタンに生成することができるUIアプリのサービスです。
エンジニアだけでなく、企画者や営業スタッフなどIoTで社会や現場を豊かにしたいと思うすべての方が、モノやクラウドと連携する高度でグラフィカルなIoTアプリを、まるでブロックを組み合わせるようなカンタンな操作で生成できます。
サービスの将来性に必須のAWS
conect+はサービスとして提供しているため、クライアントの増加、クライアントのIoT製品の販売数に伴い接続するガジェットも増加していきます。
また、温度、湿度、気圧といった数値だけではなく、テキストや画像など多様なデータを保存することが求められます。
それらのデータを保存するのに必要なストレージ量を見積もることは容易ではなく、必要に応じてスケールさせることも重要です。そのためにデータの永続化にはAmazon S3、Amazon DynamoDB、Amazon Auroraといったフルマネージドサービスが利用されています。
アップデートが続くconect+には、フレキシブルにサーバーリソースがスケールアップ可能で、かつ柔軟なネットワーク環境を構築できるクラウド環境が必須でした。新機能や新サービスの機能開発に集中するため、環境構築の容易なAWS Lambda、ElasticBeanstalkといったPaaSで提供されるアプリケーション実行環境を利用することで、リリーススピードを早めることに成功しています。
よりAWSを使いやすくするための「クラスメソッドメンバーズ」
SBイノベンチャーはクラスメソッドのAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」のスタートプラン(※現:請求代行サービス)を利用されています。同社からは、当プランにおいてもAWSエンタープライズサポートに相当するサポートを受けられること、AWSのサーバーメンテナンスの情報などのメール連絡などで安心してサーバー運用ができているとのご評価いただきました。
また、特に助かっている点として、同社は請求書発行による請求代行サービスを挙げました。AWS等クラウド環境の利用では利用料が高額になることもありますので、クレジットカードでの支払いが難しい場合があります。
その場合に請求書払いでの対応は社内運用面でもメリットがあるとのことです。
今後もクラスメソッドは、conect+の成長に応じたAWSの利用拡大に向け、きめ細かなサービスを提供してまいります。