AWSのIoTサービスについて
多くのIoTデバイスとのセキュアな通信や効率的なデバイス管理および収集されたデータ分析を提供するサービスです。
IoTが必要になる背景としては、センサーやデバイスの多様化や価格低下およびデータ収集・分析基盤となるクラウド利用の一般化があります。また、使いやすいプログラミング言語の普及やライブラリの増加により、IoTデータ収集の技術的な難易度が低下しているのもその理由です。さらには少子高齢化に伴い、ノウハウのデータ化による各種産業の継続の必要性も高くなっていることもあげられます。
AWSのサービスを活用することで、すぐにセキュアにデバイスからデータを収集・分析・蓄積することができます。また多数のデバイスでも効率的に管理することができます。
AWS利用のメリット
信頼性・可用性・スケーラビリティ
デバイスの数に影響されることなくデータの受信や他のサービスとの柔軟な統合が可能です。フルマネージドサービスであるためユーザーはサーバーやアベイラビリティゾーンを意識せずに高い可用性を持つIoTプラットフォームとして利用できます。
デバイス管理
デバイスの登録、識別、メタデータの管理を容易にします。デバイス属性や設定情報の追跡、グループ化、階層化が可能で、デバイス管理が効率的になります。
データ分析
リアルタイムにデバイスの状態やイベントに応じたアクションを実行したり、収集したデータをダッシュボードやレポートとして視覚化、リアルタイムなデータ分析により有事の際に即時の対応が可能になります。
代表的なAWSサービス
AWS IoT Core
多くのIoTデバイスとクラウド間のセキュアな通信や効率的なデバイス管理を提供するサービスです。他のAWSサービスとの連携も容易でスケーラビリティに優れたIoTプラットフォームの構築が可能です。
フルマネージドサービスなのでサーバーのプロビジョニングや管理が不要で、すぐにIoTデータの送受信、収集、分析を開始することができる他、デバイスの認証認可や通信の暗号化をサポートしています。
AWS IoT Device Management, AWS IoT Greengrass, AWS IoT Device Defender
デバイス属性や設定情報の追跡、グループ化、階層化が可能で、効率的なデバイス管理を実現します。セキュリティ機能としてデバイスのセキュリティ監査や異常時の自動修復が行えるほか、デバイス上のアプリケーションのデプロイ管理機能を提供しています。
AWSが提供するカテゴリ別の IoT サービスを組み合わせて、カテゴリ別の機能を組み合わせて利用することで大量のデバイスを効率的に管理できます。
AWS IoT Analytics, AWS IoT SiteWIse, AWS IoT Events
リアルタイムなデバイスデータの収集と分析やデータのモデリングおよび可視化をサポートします。また収集したデータに対して特定のイベントやパターンを検出してアクションをトリガーすることもできます。
データ収集と分析を一元化し大量のデータを効率的に処理できます。またデバイスを階層的に組織化し、データの追跡と管理を容易にできる他、異常検知やトリガーイベントに基づく自動化されたアクションにより、効率的な問題解決が可能になります。
クラスメソッドのソリューション
IoTアプリ開発
豊富なプロジェクトから得た技術力で、開発期間短縮や柔軟なカスタマイズを実現します。
クラスメソッドの特長
お客様の成功を追求できる
組織体制
AWSとの戦略的協業や各種資格を取得したエンジニア、豊富な実績を通じて培われた業界・事業への知見、海外拠点との時差を活用した24時間サポートと多言語対応など、高い技術力と支援体制を兼ね備えています。国内外のSaaS製品も豊富に取り扱いがあり、課題解決に向けて技術や手段の制約を受けることなく最適な道筋をご提案できます。
成果と技術力に裏付けられた
高い提案力
小売、製造、金融、官公庁など、業界を問わず4,000社以上でのプロジェクト実績があります。社内に事例が蓄積しているからこそ、課題に対して生きた解決方法を提示できます。社員の7割を構成するエンジニア間での情報共有や質問、意見交換もさかんなため、ご相談いただいた背景も踏まえて幅広い技術提案が可能です。
IT投資の成果を早める
内製化サポート
ビジネスの成長には、導入後の運用・改善を繰り返すことが大切です。クラスメソッドは技術支援だけでなく、DevOpsメソッドにおけるトレーニングやオンサイトコーチングなども実施できます。お客様自身が自動化や開発手法を身につけ、改善し続けられるように、技術と仕組みづくりの両面からサポートします。
膨大な情報発信を通して
更新されつづけるナレッジ
技術情報の発信を通して、知識を常にアップデートしています。累計4万本、月間300万PVを誇る技術メディア「DevelopersIO」の執筆・運営を続けており、書籍出版や技術書への寄稿、イベントやカンファレンスへの登壇実績もあります。お客様からのご相談に対して、常に最新の情報で回答します。
実績
IoT開発に関する技術情報
2014年から継続して最上位パートナーに認定され、2022年にはグローバル最優秀SIパートナーとして「SI Partners of the Year - Global」を受賞。翌2023年にもアジアの最優秀パートナーとして「SI Partner of the Year - APJ」を受賞しました。技術支援実績は4,000社、25,000アカウント以上、多くのお客様に最適な技術提案を行っています。