オンプレミスのサブシステム群のAWS移行
この度、同社ではオンプレミスにあったサブシステム群の新しいインフラ基盤としてAmazon Web Services(AWS)を採用しました。柔軟にスケーリングが可能なこと、パフォーマンスが高く運用コストの低いフルマネージドサービスが用意されていること、物理サーバを廃止することによるハードウェアメンテナンスなどの運用業務が軽減されることが、AWSの選定理由となりました。
今回はサブシステムをAmazon EC2、Amazon S3にて構築。また監視サーバとしてZabbixサーバをEC2上に構築しました。オンプレミス環境とはAWS Direct Connectで接続し、機器障害時のバックアップ経路としてVPN接続を用意しました。そのほかにも、AWSの操作権限を適切に管理するためのIdentity Access Management(IAM)、ログ取得のためのCLoudTrail、日時バックアップ目的のためにEBS Snapshotを利用しています。
クラスメソッドではアーキテクチャの技術支援およびインフラ環境構築を行いました。また、リリース後も、運用支援サービスをご利用いただくことで、継続的に支援しております。
メルマガ内の大量の画像を安定的に高速配信
この度、会員数が数百万人規模のメルマガ配信サービスにおいて、従来からの課題であったストレージとコンテンツ配信基盤について、Amazon S3とAmazon CloudFrontを使うことで、大幅なコスト削減と安定的で高速なコンテンツ配信基盤の整備を実現しました。クラスメソッドは、この基盤の設計・構築、継続的な運用支援を行っています。