AWSの支払い方法は3種類!それぞれのメリット・デメリットは?

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AWSを導入する際に意外とネックになるのが、その支払い方法です。AWSではクレジットカード払いが基本とされていますが、自社の経費処理のフローに乗らない、社内の稟議にかけるタイミングが難しいなど様々な課題があります。実はAWSを利用するにあたっては、複数の支払い方法から選ぶことができます。自社にあった支払い方法を選択できるよう、本記事では支払い方法を整理するとともに、メリット・デメリットなどを解説します。

AWSの支払い方法は大きく3種類

AWSの支払い方法は、AWSと直接契約した場合と、代理店(AWSパートナー)経由で契約した場合の2パターン、計3種類の方法があります。

AWS直接契約・クレジットカード払い

AWSと直接契約して利用する場合は、基本的にはクレジットカード払いとなります。初期設定ではドル建てとなりますが、設定で日本円に変更することができます。

AWS直接契約・請求書払い

AWSの月額利用料が2,000ドルを超える場合、請求書払いに変更できます。この場合はドル建てのみとなり、AWSの海外口座に振り込む形となります。

代理店契約・請求書払い

代理店を経由してAWSを利用して、代理店の請求代行を利用する方法です。日本円での請求書払いに対応できます。

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「AWS直接契約」で支払うメリット・デメリット

まず、クレジットカード払いですが、利用料金の確定後、自動で引き落としの処理がされるため、事務処理の手間がかからないことはメリットと言えるでしょう。しかし、AWSの利用拡大とともにコストが増加し、クレジットカードの与信枠を超えてしまうケースもあります。引き落としができなかった場合は、請求書払いに切り替えられ、送金時の手数料は利用者負担となるため、余計なコストが発生します。支払いが遅れてしまうと、AWS環境を停止されてしまうリスクもあり、注意が必要です。

またクレジットカード払いでは、月末締め後、翌月3日~7日に請求書が発行され、クレジットカードの決済がおこなわれます。請求書発行と同時に引き落としとなるため、社内手続きの時間が取れないこともネックとなります。 AWS直接契約での請求書払いですが、こちらはそもそも一定以上の規模でAWSを利用していなければ、選択することができません。また、ドル建てで海外口座への振り込みとなるため、為替手数料、海外送金料を利用者が負担することになり、日本法人の場合はかなりのコスト増加となることが懸念されます。

「代理店契約」請求書払いで得られる効果

AWS直接契約で支払う際の様々な懸念を解消する方法として、お勧めしたいのが代理店契約・請求書払いです。代理店経由で支払う場合の最大のメリットは、社内手続きの時間を確保できる点にあります。AWSパートナーであるクラスメソッドの請求代行を利用する場合、月末締め後、翌月10日前後に請求書を発行、請求書発行月の月末に振り込みという流れとなり、請求書発行後に社内手続きをおこなうことができます。

もう1つ、AWS直接契約では、事前に見積書をもらうことができず、公式の見積もりツール(AWS Pricing Calculator)などを利用して自身で試算するしかありません。代理店を経由すれば、代理店に見積もりを出してもらうことが可能に。あくまで概算見積もりにはなりますが、事前にもらった見積書をベースに社内稟議などを進められるなど、自社の決裁フローにあわせた支払いを実現できます。

請求代行以外にも様々なメリットがある「クラスメソッド メンバーズ」

いざAWSを使い始めてから社内でトラブルとならないように、支払い方法についても事前の検討が必要です。自社の決裁ルールなどにあわせて、見積書の発行や日本円建て請求書払いに対応できる代理店経由での利用をお勧めします。 AWSの請求代行は代理店各社が提供していますが、クラスメソッドが提供するAWS総合支援サービス「クラスメソッド メンバーズ」を利用することで、請求代行に加えて様々なメリットが得られます。

まず、初期費用・月額手数料・サービス手数料などが一切かからず、クラスメソッド メンバーズを利用するだけでAWS利用料を割引価格で利用できること。さらに、エンタープライズ相当のAWSサポートやクラウドの保険も無償で提供するほか、移行にあたっての費用シミュレーションや、システムの見直し、コスト最適化なども提案します。

また、クラスメソッドメンバーズでは請求書払いのほかクレジットカード払いにも対応しており、見積書の発行など商習慣にあった支払い方法を利用しながら、クレジットカード払いで支払いの手間を減らすことも可能です。「稟議のために見積書が必要と言われた」「社内のルールで、クレジットカード払いはNG」といった支払い方法に関するご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。

今からはじめるAWSの請求代行

現在AWS直接契約をしている方やこれからAWSを利用する方に向けた、AWS代理店による請求代行サービスの特長やメリットについてまとめた資料です。

もくじ

  • AWSの請求代行とは
  • クラスメソッドの請求代行はここが違う
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クラスメソッドはAWSプレミアティアサービスパートナーです

2015年から継続して最上位パートナーに認定され、2022年にはグローバル最優秀SIパートナーとして「SI Partners of the Year - Global」を受賞。翌2023年にもアジアの最優秀パートナーとして「SI Partner of the Year - APJ」を受賞しました。技術支援実績は3,000社、20,000アカウント以上、多くのお客様に最適な技術提案を行っています。

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