モダンオフショア開発で
健康管理アプリの開発をサポート

株式会社グッピーズ

事業本部長 木村 仁士 様
開発マネージャー 木元 芳喜 様
エンジニア 中村 隆之 様
ヘルスケアチームリーダー 寺田 沙也香 様

公開日:2020年9月10日

長寿・高齢化社会となった現在、ただ長生きするのではなく、健康に生活できる期間である『健康寿命』が重視されるようになりました。
企業においても、従業員の健康が経営パフォーマンスに影響するという「健康経営」の考え方が広がりを見せています。経済産業省では平成28年度に「健康経営優良法人認定制度」を創設し、従業員の健康に配慮した経営を行っている法人を可視化しました。これを受けて福利厚生制度の充実を図る企業が増えてきています。また、多くの自治体でも、健康ポイントシステムを構築して住民の健康づくりを支援しようとしています。

株式会社グッピーズは、医療・介護・福祉に特化した人材サービスと、健康管理アプリを活用したヘルスケアサービスを提供する企業です。なかでも健康管理アプリ『グッピーヘルスケア』は、企業の健康経営や、自治体向けの健康づくりの施策の一つとして採用され、従業員や住民の健康づくりをサポートしています。
同社では、このアプリの開発スピードや、機能開発の柔軟性について改善を図りたいという希望を持ち、クラスメソッドに相談いただきました。
グッピーズの木村さん、中村さん、木元さん、寺田さんにアプリ改修のねらいと、クラスメソッドと共に行ったモダンオフショア開発の体験について詳しくうかがいました。

B2Bの健康管理サービスの開発スピードアップを目指して

日々の活動を記録するアプリ『グッピーヘルスケア』は約30万ダウンロードの健康管理アプリです。体重、体脂肪、歩数を管理したり、ストレッチや筋トレの動画を無料で見ることができます。
グッピーヘルスケアは、企業の福利厚生施策の一つとしても利用されています。アプリを利用して健康情報を管理することで従業員は健康ポイントを獲得でき、獲得したポイントは現金もしくはAmazonギフト券に変換できます。

同社では、より利用しやすいアプリの提供を目指し、機能追加や修正のスピードアップを改善目標として考えるようになりました。開発スピードを改善できれば、アプリ利用者である企業や自治体、健康保険組合からの機能要望に対してスムーズな対応も可能になります。
そこで、開発スピード改善に向けたアプリ改修に対応できるパートナー企業を探すことになりました。まずは優先度の高い開発を依頼し、最終的にはグッピーズ自身による開発内製化をサポートしてくれる企業を探す必要がありました。

対応の速さと技術力でクラスメソッドを選択

アプリ開発を依頼するにあたっては、複数社に相談した結果、対応の速さと技術力でクラスメソッドを選んだと言います。
「クラスメソッドの技術ブログ「Developers.IO」を普段から読んでいて、AWSに対する信頼感は依頼前からありました。ヘルスケアアプリは事例が多いものではありませんので、何かに特化しているベンダーと違い、満遍なくなんでもできるというイメージのあるクラスメソッドが良いなとも思いました。」(木元さん)

健康情報は様々なデバイスやサービスから得られます。保険情報から得られるデータもあれば、スマートウォッチや体重計と連携することで得られるデータもあります。複数データを組み合わせて利用できる拡張性は、これからのより良いサービス提供に重要と考えられました。

開発プロジェクトは2019年の9月に正式にスタートしました。企業や自治体を通じて、新たな利用者が増える春までを目標に開発スケジュールが立てられました。

やや短めのスケジュールの中、開発フェーズに応じて柔軟に人材をアサインすることを目的に、クラスメソッドからモダンオフショア開発を提案されたと言います。
一般的なオフショア開発では、事前にすべての要件を洗い出す計画駆動の開発が適していると言われています。しかし、クラスメソッドが行うモダンオフショア開発では、変化を受け入れながらアジャイルに開発を進めていけるとの説明を受けて、オフショア開発に取り組むことを決めました。

クラスメソッドでは、2019年7月に受託開発案件の人的リソースをスケールする目的で、ベトナムパートナーとの協働開発を支援する専門チーム(グローバルチーム)を発足させたところでした。元々ベトナムパートナーとのオフショア開発は実践していましたが、グローバルチームとしては今回が初めての案件だったこともあり、絶対に成功させたいという思いを強く持っていたそうです。

変化への適応力と、リソースの柔軟性を活かしたモダンオフショア開発

従来のオフショア開発は、コストや大量動員などのメリットがある一方で、技術力不足、および品質低下がデメリットと考えられていました。

クラスメソッドではこのようなオフショア開発を「レガシーオフショア」と呼び、クラスメソッドが目指すオフショア開発を「モダンオフショア」と明確に分けて考えて、ベトナム開発パートナーとともにモダンオフショア開発を実践しています。
レガシーオフショアでは低コストが最大の利点と考えられており、安価な人材を確保し、発注元と下請けという関係性のもと、事前に決められた計画と仕様のとおりに開発することが求められてきました。
クラスメソッドが推進するモダンオフショア開発では、優秀なエンジニアを確保し、同じプロジェクトのメンバーとしてフラットな関係性を築いて直接の会話を行います。現地エンジニアとこうした関係性を維持することにより、アジャイル開発にも対応できるプロジェクトチームを形成することを目指してきました。

現地プロジェクトメンバーとの交流と、見える化による安心感

当初、グッピーズのプロジェクト担当者の間には、オフショア開発に対する懸念があったと言います。その不安を取り除くため、クラスメソッドメンバーの案内のもと、キックオフのタイミングで木村さんをはじめとしたプロジェクト関係者でベトナムを訪問しました。

ベトナムではクラスメソッドのメンバーが開発企業と一緒になって作業に取り組んでいる様子を見ることができ、エンジニアとも直接コミュニケーションを取るなど、現地の開発会社を十分に確認することができました。
「藤村さんが開発企業にチームの一員として同じ目線で入っているということが分かり、安心感がありました。」(木村さん)

オフショアでの開発プロセスはアジャイル開発で進めました。短い期間で実際に動作する成果物を実装。スケジュールの調整が発生したり確認事項が出たりした際には、柔軟に対応を進めていきました。日次・週次の進捗が可視化されていることにも安心感があったそうです。

開発したアプリとサーバーサイドのシステムは2020年5月下旬にリリース。大きな不具合もなく、無事にサービスの稼働が始まっています。
今回の開発は、開発スピードアップに向けてシステムの内部構造を大きく改善させることが目的でした。

「厳しい条件と思っていましたが、稼働後の課題も想定の範囲内で、十分な品質でご提供いただけました。利用者には変わったことを気づかせず移行したかったので、この件に関してユーザーの声が特に届いていないことは良いことだと思います。社内ではパフォーマンスの向上とアプリの安定性向上に反響がありました。」(木村さん)
と、ご満足いただけました。

将来的にクラスメソッドから開発を引き継ぎ、グッピーズ社内で内製化していくことを見据えて、本プロジェクトでは特に可読性に優れたコードを書くことに留意し、標準的なアプリケーションフレームワークを利用して開発しています。

バイタルデータのプラットフォームを目指して

今回の開発を経て、当初の課題とされていた開発スピードアップへの手がかりを掴んだ同社。自社でのアプリ開発力を新たな強みとして、サービスの拡大にも期待がかかります。

「B2B向けのシステムなので、健康管理サービスをご利用いただく企業をこれからどんどん増やしていきたいですね。バイタルデータが集まっているプラットフォームといえばグッピーズ。そう言われるようになりたいです。」(木村さん)
と、今後のサービス展開にむけて抱負を語っていただきました。

変化に強いモダンオフショア開発でビジネスをサポート

アジャイル開発を初めて経験したというグッピーズ様。プロジェクト開始時に立てた計画通りに進める計画駆動形の開発よりも、不確実性が高く先を見通すことが難しい時代に即した開発スタイルだと認めていただけました。

モダンオフショア開発は、一言でいうとアジャイルなオフショア開発です。変化に強いアジャイル開発のメリットと、優秀なエンジニアを柔軟にアサインできるオフショア開発のメリットを組み合わせたモダンオフショア開発によって、クラスメソッドはクライアントのビジネスの成功を強力にサポートしていきます。

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